![]() ![]() :トップ >化石採集会>行事について |
![]() |
![]() |
![]() 沼田町の中心を南北に流れる幌新太刀別川(ほろにたちべつがわ)は,恐竜時代の中生代白亜紀から始まり,石炭を含む第三紀始新世,多様な哺乳類を生み出した第三紀中新世,そして海の哺乳類が爆発的に増えた第三紀鮮新世と時代を追って流れています. 中でも鮮新世(約5百万年前)のタカハシホタテ化石は圧倒的な産出量を誇ります. しかし,沼田町の条例で許可なく化石を採集することはできないため一般の方には化石館が主催する化石採集会に参加していただくことになります. |
![]() 化石発掘現場の様子 |
![]() 受付開始は朝9時からです。札幌方面からですと車で2時間かかりますので、向かいのほろしん温泉やキャンプ場での前泊が便利です。10時になりましたら、体験館の前で簡単な説明のあと専用バスに乗車して出発します。移動時間は約10分、その間学芸員が現地の地質や自然についてガイドをします。現場で最終的に注意事項や発掘の手ほどきをしてから体験開始になります。お昼になりましたらまたバスで幌新へ戻ります。昼食はほたる館にてお弁当を食べます。午後は化石のクリーニングと保護樹脂によるコーティングをして終了。だいたい2時過ぎには解散となります。化石に塗った樹脂が乾くまでの間、ミニ発掘などの体験をオプションで楽しんでいただくこともできます。 |
![]() 昼食の様子
幼児をお連れのご家族で発掘に参加されない場合にランチのみの申込も受け付けています. |
![]() 川での化石発掘が可能になるのは、雪解け時の増水が落ち着く6月中旬以降になります。また、8月10日前後からは上流のダムからの放流が始まるため川が増水します。当然のことながら川の増水だけでなく、雨が降っている場合も発掘は中止になります。
|
![]() 化石に仕上げのコーティング液を塗る
|